優勝者の横顔

氏 名 佐藤 友和
フリガナ サトウ トモカズ
期 別 88期
府 県 岩手県
登 録 平成15年5月1日
生年月日 昭和58年2月13日
血液型 O型
身 長 168cm
体 重 75kg

優勝者コメント

 前回(小松島記念で)優勝できたことも自信に繋がっていました。決勝は小松島記念と同様に単騎になったが、それがリラックスの要因になったと思います。一度(タイトルを)獲ったからには、毎年取っていきたいなというのがあって、それが昨年取れなかったのは悔しかったです。当所の予定は脇本君の三番手を考えていましたが、脇本君が前を取ったので中団ってイメージで考えて。長塚さんが(中団の位置に)こだわっていたので、後ろから(京都勢の)4番目のほうが良いのかなと思いました。川村さんは、僕が思った以上に踏んでいたので、そういった部分は僕にも向いたかなと思います。番手まくりが意外に辛いことは分かってるので、稲垣さんも辛いだろうなと思いながら、その三番手で脚を溜められました。踏み込んだ時にはなんとなく(勝利の手応えを)感じました。昨日と同じくらいの伸びでした。(2度目のタイトルは)ゴールした後の余裕がありますね。宇都宮(全日本選抜)の時はガッツポーズをちょっと考えられなくて、焦ったガッツポーズになっていた。今回は時間を置いて出来ました。今年は冬季移動先を変えて、九州の方まで行ったので、家族と会う時間が今までよりさらに少なくなってた。子どもも小学校に入ってるんですけど、寂しい想いをさせたくなかったし、結果を出せて良かったです。この半年間は自分のイメージ通りにやって、結果が出ているので、この後は更に成績を伸ばして行きたい。前半戦はファンの方にだいぶ迷惑をかけてしまいました。ずっと後半に向けてと言っていたので、応援してくださったファンの方には、これから返していけたらと思います。

第21回寛仁親王牌 世界選手権記念トーナメントダイジェスト

 号砲と同時に脇本雄太が迷わず出て、正攻法に構える。脇本―市田佳寿浩の福井コンビが前受けし、その後ろに深谷知広―長塚智広、単騎の矢口啓一郎が5番手、川村晃司―稲垣裕之―村上博幸の京都勢が続き、佐藤友和が最後方の形で隊列は落ち着く。
 青板周回の2コーナーから川村がゆっくり上昇すると、前受けの脇本はすんなり車を下げる。川村が誘導員の後位に入り、4番手に佐藤、5番手に深谷となり、脇本は8番手で赤板を通過。川村は後続の出方をうかがいながら踏み込み、打鐘前に誘導員を交わして一気にペースアップ。脇本は打鐘過ぎの4コーナーから巻き返すも、前のスピードも良く佐藤の外で力尽きる。最終2コーナーから稲垣が番手まくり。村上がしっかり続き、佐藤がその後ろで直線を迎える。村上が懸命に追い込むが、佐藤がその外を鮮やかに突き抜け、2度目のG1制覇を果たした。深谷マークから鋭いキメ脚を発揮した長塚が2着に突っ込んだ。
これまでの成績
競輪学校在校時成績(出走回数:81)
1着 2着 3着 着外 在校順位 卒業記念レース成績
20 7 8 46 22 6・2・5・1

200Mタイム 400Mタイム 1000Mタイム 最高速度 ダッシュ力 持続時間 回転力
11秒18 22秒96 1分09秒14 64.5km/h 7.57秒 11.90秒 -

  年月日 競輪場 成績
デビュー 平成15年7月6日 千葉競輪場 1・4・3
初勝利 平成15年7月6日 千葉競輪場 1・4・3
初優勝 平成15年12月14日 小田原競輪場 1・1・(1)
成績
  出走数 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 獲得賞金 獲得賞金
順位
デビュー~
昨年12月
676 217 102 71 276 8 2 \437,058,511 -
昨年 81 25 8 7 41 0 0 \66,536,000 9位
本年 52 10 7 12 22 1 0 \46,419,000  
通算 728 227 109 83 298 9 2 \483,477,511 -
GP・GI 過去1年成績
競輪名称 開催初日 競輪場 成績
第20回 寛仁親王牌 平成23年6月30日 弥彦 (5)・3・1・(5)
第27回 読売杯全日本選抜 平成23年8月4日 岸和田 (6)・6・2・1
第54回 オールスター競輪 平成23年8月31日 岐阜 (8)・2・1・(3)
第53回 朝日新聞杯競輪祭 平成23年12月1日 小倉 (1)・(4)・3・(8)
グランプリ 平成23年12月28日 平塚 (5)
第65回 日本選手権競輪 平成24年2月28日 熊本 (8)・4・3・2
第63回 高松宮記念杯競輪 平成24年6月14日 函館 (5)・8・4・1
第21回 寛仁親王牌 平成24年7月13日 弥彦 1・7・2・(1)
特別競輪等優勝歴
第6回東西王座戦(東王座決勝戦) (H19.2 宇都宮)
第7回東西王座戦(東王座決勝戦) (H20.2 別府)
第21回共同通信社杯競輪(中野カップレース) (H20.10 久留米)
第26回読売新聞社杯全日本選抜 (H22.8 宇都宮)
第21回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント (H24.7 弥彦)