第23回寬仁親王牌　世界選手権記念トーナメント（ＧＩ）

優勝者コメント

　（決勝戦の組み立ては）単騎が多いんで難しくはなるなと思ったんですが。（仕掛けは）流れの中で決めようと思ったんですけど、単騎勢が前に先に行ったのであそこで全部引いてもキツイかなと思って、どこか空くだろうと一歩ずつ前に行ったんですけど、全部空いたので良かったです。（打鐘からの動きは）冷静に見れていたと思います。（中川の2番手に入って）外、追い上げが来ないことになって、バッチリのタイミングで行けました。浅井さんも付いてくれているので、（番手で）構えるより力で勝負しようと思いました。2人で連係して迷惑をかけることも多かったので、決勝でワンツーを決められたのは本当にうれしかったですね。（初タイトルから3年）ある程度、タイトル争いの位置にはいれたと思うんですけど、2着が続いたり、優勝もできなかったのでうれしいですね。ずっと決勝に乗るのはチャンスがあるってことですけど、優勝が出来ないのはなかなか…。やっぱり練習が足らないのかなって。でも、ずっと緊張感を持って練習は出来ていたので、それが当たったと思います。（タイトルは2つ獲ってこそというが）ずっとそういう話は聞いてるので2つ目が獲れてうれしいですけど、トップ選手が大分抜けている状況なので、戻ってきた中でまたもう1回今年獲れるように頑張りたいと思います。
　（最近は）前回の落車から中途半端にずっと悪い状態が続いてたんで、普段なら休んで治す方に持っていったと思うんですけど、力が落ちている凄い実感があったので、前回から休まず練習してきたのがいい方向に出たと思います。（4年連続のグランプリ出場が決まったが）最初以外は賞金で出てたんで、タイトル獲って出れるのは嬉しいですね。（今後は）また優勝できるように、また一から練習して、しっかり頑張ります。
　現状、力は凄い自分なりにも出てると思うんで、戦術だったり、気持ちの面が大きいと思います。弱気になることも多いですし、直せる部分もあるんで、それを直して自分の中でこう自信が持てる、練習が出来てればいいかなと思います。（体力面とか）今回に限ってはそんなに心配するものはなかったです。