第36回全日本選抜競輪（GI）

優勝者コメント

　（レースは）正直、スタートが取れれば一番前だったんですけど、他の2つのラインも勢いが良かったので後ろからでもって感じだったんですけど。その中で深谷さんが早め、早めに仕掛けてくれたので僕は付いていくだけでした。（まくりは）平原さんではなくて清水君が来てるのかなって思って。ちょっと影が見えたので、それで踏み出したんですけど、もう平原さんはあっという間に僕の横まで来ていたので、僕もちょっと焦って踏んじゃった感じですね。（ゴールをして）平原さんの車体故障もあったので、僕の中ではどうかな?って半信半疑な部分があったので、（優勝の）確信は出来なかったです。審議にもなるだろうし気持ち良く確信はできなかったですね。（話しが戻って走る前は）自分的には昨日の準決勝よりは落ち着いて、リラックスして臨めました。（無観客の開催になって）寂しい気持ちもあったんですけど、自分の中ではいつも通りと言いますか、お客さんがいるつもりで、声援があるつもりで、しっかりと期待に応えなきゃという気持ちで走っていました。（駅前のポスターとか）色々とサポートして下さった方々には結果で返すしかないなと思っていたので、それが最高の形で終われて良かったです。（優勝して）ホッとした気持ちもありますけど、まだまだ実感的には嬉しさという気持ちは込み上げてきていないんですけど（笑）。まあ、ホッとした気持ちの方が大きいです。（今回は自力ではなく、3回深谷の番手という今までになかった形だったが）連日の深谷さんのレースを見てもらえば分かると思うんですけど、後ろに付いていてもすごい頼もしいし、これからどんどんどんどん一緒に盛り上げていきたいなという思いがより一層強くなりましたね。（後ろもグランプリ覇者の和田だったが）僕自身もそうでしたけど、深谷さん自身もそれを一番感じて多分、前で引っ張ってくれたので。本当にこれからもっともっと連係が増えて、しっかりとラインで決められるようなレースに持っていけるといいなと思います。今回は僕の地元というのもあったので甘えさせてもらう部分が大きかったんですけど。でも、今回の深谷さんのデキを見ると、僕的にはまだ前を回る資格はないんじゃないかというのも感じざるを得なかったですね（苦笑）。（今年のグランプリは静岡だが）僕だけじゃなく南関で盛り上げて1人でも多く、最後グランプリに乗りたいなという思いが強いです。（ここに臨む前、父親の盛夫さんからは）まあ、いつも通り、リラックスして悔いないように走ってこいってだけだったので僕も気負うことなく走れました。まだ顔は合わせていないんですが（会見の時点では）、喜んでくれてると思います。（今後は）僕自身ももっともっと強くなって、GIの決勝に勝ち上がって（南関から1人でも多くグランプリ出場選手を出せる）チャンスを作れるように、一走一走気を引き締めて走っていきたいと思います。正直、ずっとここを目指してやってきたので今後の目標というと、グランプリに出るにあたってはもちろん、優勝という目標がありますけど、まずは一息ついてからまた目標だったりとか、今後のことを計画立てていきたいなと思っています。（画面越しで）応援して下さったファンの方々には感謝しかないですし、もっともっと自分自身これから気を引き締めて一走一走車券に貢献できるように頑張っていきたいと思います。

第1回 ウィナーズカップ

（2017.3　高松）

第35回 共同通信社杯

（2019.9　松阪）

第62回朝日新聞社杯競輪祭

（2020.11　小倉）

第36回読売杯全日本選抜

（2021.2　川崎）