第33回読売新聞社杯全日本選抜競輪（ＧＩ）

優勝者コメント

　（優勝した感想は）本当にほっとしている気持ちです。（GIの優勝）回数というか、一戦一戦をしっかり戦うことっていうのを、いつも考えていて。特に今年はオリンピックの（競技の）ポイントが始まる年なので。早い段階でグランプリの出場権利を獲得しておきたいなっていう気持ちでいました。今後オリンピックってなっていくと、まだまだ今の力では世界で通用しないのはわかっているので。そういう意味でも、しっかりとしたトレーニングの期間っていうが必要だと1月（アメリカ合宿）のトレーニングをして感じましたので。これで、どこかでそういう期間を作るきっかけができたんじゃないかと思います。（あとは寛仁親王牌を優勝すればグランドスラムを達成するが）そこは考えていないです。GIって獲れるタイミングっていうのがあると思っています。力が強いから獲れるわけでもないですし。うまく自分の中で運だったりとか、いろんな部分が入ってきて獲れるものだと思っているので。獲ろうと思って獲れたら、たぶん今までの強い人はみんな獲っていると思います。そういう所が、まだまだ僕は足りないと思うので、もうちょっと頑張らないといけないですね。（決勝は）スタートで、たぶんけん制になると思ったんですけど。出なかったら、出ようと思っていたんですけど。ちょっと待っていたら、ああいう形になって。そこからは、動いた流れの中で。勝負所で一番後ろにならないようにだけを考えていきたいなと思っていました。準決勝は（近畿勢の）二段駆けもあるかなくらいだったんですけど。決勝は（近畿の先頭が）古性（優作）ですし、村上（義弘）さんが付いてますし。仕掛けるタイミングとスピード次第では、番手まくりもあるのかなと思っていました。（仕掛けた後は大外を踏まされたが）自分が想像していた最高の展開だったので、あとは準決勝の失敗があるので、出し惜しみせずに行ける所で行って、力を出そうっていう気持ちで走りました。（まくり切れるかは）平原（康多）さんの動き次第ですけど、ただ自分のいる位置は理想通りでした。乗り越えられたら、勝利があるかもしれないって感じでしたね。理想通りにはなったので、あとはゴールまでしっかり踏みました。（この後は）世界選（手権）です。（日本を出発するのは2月の）22か、23日らへんですけど、まだ派遣文書がきていないので（詳しい日程はわからない）。（出場する競技も）直前で言われるとは思うんですけど、今の段階では発表されていないので、まだハッキリはわかりません。（本業は）ウィナーズカップを走って。4月が記念しかないので。1月の段階でなんですけど、おそらく今年のシーズンは記念を走らない方向でいくんじゃないかっていう監督との話し合いだったので。まだわかりませんけど、なかなか競輪の舞台に立つ機会が、今年から少なくなっていくんじゃないかなと思っています。(今年は出場がGI中心になる?）そうなると思います。