第34回全日本選抜競輪（GI）

優勝者コメント

　最後はちょっと苦しかったですね。関東勢の雰囲気が、どうにかしてでも主導権を取りそうな雰囲気があったので、そこ（関東勢の後ろ）から行きたいなという感じで追走しました。もっと吉澤（純平）君が、ある程度主導権を誰にも渡さないような、強気じゃないですけど、捨て身まではいかないけど、そのくらいで行くのかなと予想したんですけど。思いのほかペースに入れたんで、ちょうど（和田）真久留と併走になって。そこでもう腹を括りましたね。準決勝で1周行ってたので、準決勝よりは落ち着いて4コーナーを回ってこれました。ゴール後も（佐藤）慎太郎さんに抜かれたのか分からなくて、オーロラビジョンで確認するまでは、どっちだったのかなって感じでしたね。（ゴール後にバンクを）1周回ってスローで見た時に（自分が）残ってたので、ちょっと遅れてガッツポーズしました。（GIを2度獲って一人前と）そう言われたので、一人前になれたと思います。（16年の熊本地震の後からここまでを振り返って）荒んでいたというか、やる気がなくなっていた時期もあったんですけど。1年ぐらい前からですかね、もう1回最後に、もう競輪人生も長くないと思うので、もう1回やってみようと思って（昨年の）2月ぐらいから（本格的に）始めましたね。1年ぐらいかけてやっと（GIをもう1度）獲ることができました。やっぱり、そこ（熊本競輪場）を走ってこそ復興と言い続けているので、そこを走るまではなんとか上で、維持して頑張りたいと思います。（グランプリの出場を決めたのは）嬉しいんですけど、今回は妙な落ち着きがあって。GIという感覚じゃない雰囲気のなかで走れたのがよかったなと思います。結果として優勝で、グランプリのチケットも頂けたので、これからまた頑張っていきたいと思います。（グランプリに）一番乗りなので、上から高みの見物で頑張りたいと思います（笑）。

第70回 日本選手権競輪(静岡)

（H28.5　静岡）

第34回 全日本選抜競輪(別府)

（H31.2　別府）