優勝者コメント 「(北津留)翼君があんなにガンガン行くとは思っていなかったので、そうなった場合は新田と中団をキメて、そこからと思っていたんですけど、ちょっと連係が崩れてしまって。永井君のところに追い上げようかと思ったんですけど、スピードも上がっていたし、(永井が)内も空けなかったので、自力に変えていきました。そういう意味ではレースの流れはしっかり見えていたと思います。メンバー的にどうなるか分からなかったので、位置だけ決めて作戦は決めずに、あとは流れでと思っていたので、冷静に対処できたと思います。ビッグレースではないかもしれないですけど、年収めのレースで1着取れたことは嬉しいですし、今年は大変なことがあったので、被災地の代表として頑張ったつもりです。東日本大震災があってから、今は復興・復旧に向けて頑張っているので、被災地の皆さんを勇気づけられればいいかなとは思っています。この後はグランプリを見て気持ちを高ぶらせて明日からまた、静岡の方で練習を始めて、競輪ではGI、GII、そしてオリンピックに向けて頑張っていきたいと思っています。スケジュール的にはナショナルチームの方で、1月に北京でのワールドカップを走って、2月にはロンドンでのワールドカップを目指して。その前にアジア選手権があるんですけど、それはまだ出るか出ないか分からない状況なので。その後は4月に世界選手権があって、8月のオリンピックを目指していくという形になります。競輪では1月に向日町記念、2月に東西王座、3月のダービーという形で月1本の競走で調整していただいたので、その空いた時間を使って調整していきたいと思います。来年はまずケガをしない様にして、競輪でしっかり結果を残して、オリンピックに繋げていきたいですし、オリンピックではメダルを目標に努力をして、被災地の方々にメダルを持って帰れる様に努力をしていきたいと思います」 |