優勝者コメント

　（作戦は）寺崎（浩平）君が中団から行きたいと言ってたので、古性君にお願いして中団を取ってもらいました。（中国勢が南関勢を突っ張って踏み合いになって流れが向いたが）末木（浩二）君の動きに1回下がったところでいつ行くか分からなかったので、しっかりそこで油断しないように構えてました。（近畿3人で出切って）真後ろのラインが（太田）海也君だったので、自分が勝負権ある仕掛けをしないといけないなと思いました。本来であればラインで決めないといけないって思っていたんですけど、寺崎君の気持ちもくみ取った上で仕方なくって思っていました。自分自身、脚が溜まり過ぎてていつでも行けるんですけど、寺崎君も頑張っているしっていう葛藤はありました。ジャンの仕掛けの所で寺崎君の気持ちがすごい伝わりましたし、僕自身も古性君の気持ちを背負った上で2人で勝負できるようにって思っていました。4コーナーのところで古性君も外に外しているのが見えたので最高の形にはなったかなと思います。（今シリーズを振り返って）先月調子が悪くて悩んでたところもあったんですけど、新しく自分が変わっていこうと思っていた中で今大会でしっかり弾みがついたのかなって思います。自分が前を回ったときの中団だったりとか位置取りの甘さって言うのはどうしてもあるので、まだ期間もありますし、そこはしっかり磨いていきたいかなって思います。（5年ぶりの高松宮記念杯優勝は）地元地区のGIですし常に気持ちは入っているんですけど。なかなか結果に結びつかなかったんですけど、今回近畿の仲間たちに助けられて獲れた結果かなって思っています。今回に関しては寺崎君のおかげだと思っています。（2月にグランプリスラムを達成した後は）自分の中で変化を求めながら新しいことに挑戦するっていうのが一番今回のGIの中でのモチベーションだと思ってますし、まだまだ上手くいってないところはあるんですけど、そういう変化をしっかり達成できること自体が今年の課題でもありモチベーションでもあると思うので。（これで高松宮記念杯も2度目の制覇となったが）それ（グランドスラム）は実際に1回達成していることですし、（Wグランドスラム）はあまり意識しないです。（変化を求めている中で）現段階ではゴールではないですし、どういう風にしていけばいいか分からない状態なので、手探りながらも一歩一歩進めていけたらって思っています。現段階で行なっている変化をしっかり進めていけば自ずと次（オールスター）も良い結果が生まれると思うので慢心せずにしっかり進んでいきたいと思います。

第61回オールスター競輪

（2018.8　いわき平）

第27回寬仁親王牌

（2018.10　前橋）

第3回ウィナーズカップ

（2019.3　大垣）

第73回日本選手権競輪【完全優勝】

（2019.5　松戸）

第71回高松宮記念杯競輪【完全優勝】

（2020.6　和歌山）

第29回寬仁親王牌

（2020.10　前橋）

第76回日本選手権競輪

（2022.5　いわき平）

第65回オールスター競輪【完全優勝】

（2022.8　西武園）

KEIRINグランプリ2022

（2022.12　平塚）

第8回ウィナーズカップ

（2024.3　取手）

第66回朝日新聞社杯競輪祭

（2024.11　小倉）

第40回読売新聞社杯全日本選抜競輪

（2025.2　豊橋）

第76回高松宮記念杯競輪【完全優勝】

（2025.6　岸和田）