第32回寬仁親王牌（GI）

優勝者コメント

　（今年のGIで3度目のVとなるが）年間で全部（GIの）決勝に乗って今のところ。そのうち3つ獲れるとは。今年の最初はそんなにできるとは思ってなかったんでちょっとびっくりしています。（前回の）久留米のとき（熊本記念）はどうしようもなくて。そのときに村上義弘さんにアドバイス頂いたことが自分のなかでハッときて。それを考えて色々練習したりとか、今日のレースも教えてもらったこととかも自分なりにはできたかなと思いますし。毎日コンディションが変わるなかでもっと良くなるようにと調整してきたんですけど、決勝のアップのときは乗り方を思い出したって感じで、周回中からこれはけっこういけるかも知れへんなって感じだったんで今日が圧倒的に一番良かったかなと思います。（村上さんのアドバイスは）乗り方とレースの間合いの取り方やったりとか。（戦前の作戦というのは）なかったですね。もしかしたらスタート一番後ろになるかなとも思いましたし、一回ドンと出たところからって感じで。犬伏（湧也）君が来なかったのも想定外でしたし、レース的に想定外のことが多かったかなと思いますけど。まさかあそこ（中団）が取れるとは思わなかったですけど、周回中あそこ取れたんであとはもう犬伏君を見て小松崎（大地）さんを見て自分がどういう判断をするか。予定では最初に切る予定でしたけど、本当にレースは生き物だと思いますし、正直そのときの判断でああいう判断になったかなと思います。（犬伏が単独で飛んできて、小松崎がそれを合わせるようなレースになったが）冷静に走れましたね。4日間のなかでは一番冷静に走れたかなと思います。（踏み出した感じも）4日間のなかでは一番良かったかなと思います。踏み出す前に感触が、周回中から良かったんでこれはいい感じで踏めるかなと思いました。（これで獲得賞金も2億円を超えたが）史上最高額を目指したいですけど、ここまできたら。（競輪祭も勝って年間4冠も）したいですよね、ここまできたら。（最初のGI優勝から）本当に練習してますし、1回優勝して全く満足してないですし、満足してないなりの結果が自分では出せてるかなと思いますし。今日優勝できましたけど全く満足してないですし。この気持ちがあったらまだまだ戦えるかなと思いますけど。満足したらそこで終わりなんで。またしっかり頑張るしかないかなと思います。（寬仁親王牌優勝は初だが）グランプリを含めたグランドスラムをしたいですし、学校（養成所）のときに滝澤校長先生にWグランスラムしろって言われたので（笑）。今まで（全日本選抜、高松宮記念杯と）2個ずつ獲っていってるんで、そこを目指して。高すぎるぐらいの目標の方がそれより下回ってもまあまあいいとこまでいけるかなと。高すぎる目標を設定しておいた方が。（それがあるから結果が出てるように見えてもなかなか認める発言が出てこなかった?）2月、3月は自分のなかで納得できる、2月が一番良かったですけど、納得できる踏み応えやったりとか自転車に乗っている感覚とかやったんですけど。そこからそれがなくなってきて、その中でラインの人に助けてもらって宮杯も優勝できましたし。ハタから見たらすごい順調には見えるんかなと思いますけど。記念を優勝する、GIを優勝するだけやったらそれぐらいでいいかも知れないですけど、目標はもっと高いところにありますし、本当にこうもっともっと高い。それは今までと一緒ではダメなんで。もっともっと高いところを目指してやっているので、もっともっと脚力もそうですし、ヨコの動きもそうですし、精神的にも強くないと、自分の目指してるところまではいけないと思うので。そこを目指して毎日一生懸命トレーニングするだけかなと思います。（年末に向けて）本当に状態が上がってくる前にここで優勝できましたし、そこに関しては自信になるかなと。もっともっと状態を上げられる自信もあるし。でも、状態が上がったからって勝てるほど簡単なもんじゃないですけどね。色んなことがかみ合って、精神的にも色んなことがかみ合ってやっとGIが獲れるかなと思いますけど。勝てる確率を少しでも上げられるように自分は努力とかするだけかなともいます。

第64回オールスター競輪

（2021.8　いわき平）

KEIRINグランプリ2021

（2021.12　静岡）

第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪

（2022.2　取手）

第73回高松宮記念杯競輪

（2022.6　岸和田）

第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪

（2023.2　高知）

全プロ記念競輪

（2023.5　富山）

第74回高松宮記念杯競輪

（2023.6　岸和田）

第32回寬仁親王牌

（2023.10　弥彦）