優勝者コメント

　（先頭でゴールして）嬉しいのとちょっとまだ信じられないのとでって感じですね。（九州からは19年6月高松宮記念杯を制した中川誠一郎以来のGI優勝となるが）自分も去年とかその前も調子を落としたりして、なかなか上がっていかずに苦しい時期もあったんですけど、何とか優勝できたんで。（今回がGIの決勝は）初めてですし単騎だったんで仕掛けどころを間違わずに力を出し切れたらなと思って走りました。（初手は最後方にいたが）最初にいくラインに付いて行って、あとは流れを見てって感じですね。（関東勢が上がるのに付いていって3番手になったが）後ろを見る余裕はなくて、前の吉田（拓矢）さんたちの動きにだけ集中してって感じでした。この舞台であんな絶好の位置を回って来ることはそうそうないと思うので。しっかりチャンスをモノにできたので良かったです。（最終2コーナーからまくったが、番手の恩田淳平に）結構、車間を空けて見られていたのでちょっと行きづらかったんですけど、踏んだら行けるなって感じで。（4日間を振り返って）初日から割と自分の中ではいい状態だったんで。（来年2月の地元GIをS級S班として走ることとなったが）それ（S級S班）を目標にやってたんで。でも責任ある位置だと思うんで、その辺考えてまたこれから練習していけたらなと思います。（デビューしてから初タイトルまで自分の中では）長かったと思います。（年末のグランプリについては）全然まだ頭の中で考えられてないんですけど、その辺は帰ってじっくり考えられたらなと思います。

第34回寬仁親王牌

（2025.10　前橋）