第27回寬仁親王牌（ＧＩ）

優勝者コメント

　（前受けをしたのは）なるべく自分の中で、早い段階でレースを動かしたいなと思っていたので。位置は前を取れなくても前々から攻めたいなっていう気持ちがあった。あまりにも仕掛けが遅くなってしまう展開になっていると、（渡邉）一成さんの得意パターンになってしまうなと思ったので、そこだけは注意して。早めに動かそうという気持ちはありました。（青板バックで渡邉を突っ張ったが）位置的には残り3周で被るくらいだったら引こうと思ったんですけども、2周半だったので。自分が仕掛けてもいい距離だなと思ったので。（3番手から清水裕友が仕掛けた）そこの動きはまったく見えてなかったですね。ただ、そこを行かせてからの対応は自分の中でも冷静だったなと思っています。（清水を行かせたあとは）早い段階で被ったらしょうがないなというのは頭の中にあったので、悔いのない仕掛けをしようと思っていました。（中国ラインの3番手に誰かが）付いている想定で、様子を見ながら。それで（車間が）空いてしまったのかなと思っています。バックぐらいからは自信を持ってゴール勝負できるなと思っていた。（上がりタイム9.1秒は）自分の中でも満足できる結果じゃないかなと思っています。前回のGI（オールスター）は、全てが満足する結果だったんですけども。今回は、自分の中ではこれからにつなげることができる、経験の深いGIだったなと思っています。（連日人気を背負って）すごい緊張しながらの一戦だったんですけども、徐々に自分の中で冷静さを取り戻して、こうやって優勝することができたので、すごいよかったと思っています。（GIを2つ優勝して本物と昔から言われているが）それを実感しながら走れているのかなと思っています。
　（今後の予定は）来週ワールドカップがあって、ちょっと忙しい日程が続くんですけども、もしかしたら競輪祭も出られるかもしれないので。そこでグランプリに向かっての調整とレースをしていきたいなと思っているので。またしっかり練習ができればと思っています。（競輪祭に出るかどうかは）10月末に分かると思います。（東京オリンピックを目指す）その気持ちはずっと変わらないままで、日本の競輪も走れているなと思っています。自分はグランプリを取るつもりで、しっかり今後の調整をしていきたいなと思っています。（東京オリンピックは）自分の中での夢でもありますし、そこに向かって必死に頑張っていくだけです。
　今回、本命を背負ってすごい緊張する一戦だったんですけども、しっかり人気に応えることができて本当に嬉しく思います。今後も、GI、グランプリでもしっかり結果が残せるように頑張りたいので、応援をよろしくお願いします。

第61回 オールスター競輪

（H30.8　いわき平）

第27回 寬仁親王牌

（H30.10　前橋）