日韓競輪対抗戦
韓国競輪概要
韓国競輪の歴史は、1988年に開催された第24回ソウルオリンピック大会に遡ります。 第24回ソウルオリンピック大会の開催成功を記念して、オリンピック遺産の管理と国民体育振興のための事業を行うために、文化体育観光部長官の認可を得て1989年4月20日に公益法人としてソウルオリンピック記念国民体育振興公団が設立されました。 ソウルオリンピック記念国民体育振興公団は1991年12月に制定された競輪・競艇法を基に、国民体育振興のための基金造成事業を行うため、1993年2月に競輪運営本部(現、競輪競艇事業本部)を発足、1994年10月15日に韓国競輪の歴史的な一歩を刻んだ後、2006年2月に光明ドーム競輪場に移転し、金、土、日曜日の3日間、一日14レースが行われており、光明競輪場を含む全国19支店で年間1千万人のファンが参加する、国民の大衆健全レジャースポーツとして成長しました。 |
1991年12月 | 「競輪・競艇法」制定 |
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1994年10月 | ソウル特別市チャムシル(蚕室)競輪場(ソウルオリンピック自転車競技場を改修)にて韓国競輪開始 |
2000年12月 | 慶尚南道チャンウォン(昌原)市チャンウォン競輪場開場 |
2003年11月 | プサン(釜山)広域市プサン競輪場開場 |
2005年12月 | チャムシル競輪場閉場 |
2006年2月 | 京畿道クァンミョン(光明)市クァンミョン競輪場開設 |
※ | 現在、3か所の競輪場で実施。バンクの周長は全て333.3m。 なお、チャンウォン競輪場とクァンミョン競輪場はドーム(室内)競輪場。 |
・クァンミョン競輪 … | ソウルオリンピック記念国民体育振興公団 |
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・チャンウォン競輪 … | チャンウォン競輪公団(チャンウォン市と慶尚南道地方により設立) |
・プサン競輪 … | プサン地方公団(プサン市により設立) |
※ | 『ソウルオリンピック記念国民体育振興公団』は政府監督下の非営利団体であり、 施行体であると同時に選手・審判の養成、登録、あっせんも行なっている。 また、競輪以外にも競艇、スポーツくじに関する業務等を行なっている。 |
計 | S級(特選級) | A級(優秀級) | B級(選抜級) | |||||||
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SS | S1 | S2 | S3 | A1 | A2 | A3 | B1 | B2 | B3 | |
577 | 14 | 27 | 27 | 47 | 57 | 73 | 86 | 82 | 85 | 79 |
※ | 2013年10月23日現在 (別途 長期欠場等により未格付 8名) |
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各競輪場とも原則毎週金土日曜に開催(新旧正月、秋夕(お盆)は休場。プサンは冬期休場あり)。 | ||||
・ | 競走は7車立で6周競走(2025m)。ユニフォームの色は、1番車から6番車は日本と同様、7番車は桃色。 なお先頭誘導選手の色は決まっていない。 |
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・ | レーサーパンツのデザインは日本と同様だが、星の数が異なる(韓国5個、日本7個)。 なお、SSのレーサーパンツはオリジナルデザインのものを使用。 左:SS選手 右:S級(SS以外)選手 |
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・ | 発売賭式… | 5種類 | |||
(1)単勝式、(2)連勝式…日本の複勝式にあたる賭式、(3)複勝式…日本の二車複にあたる賭式、 | |||||
(4)双勝式…日本の二車単にあたる賭式、(5)三複勝式…日本の三連複にあたる賭式 | |||||
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控除率… |
単勝式及び連勝式は19%、複勝式、双勝式、三複勝式は28% | |||
・ | 売 上… |
2008年1兆6772億ウォン (約1509億円) | |||
2009年1兆7968億ウォン (約1617億円) | |||||
2010年 1兆9616億ウォン (約1765億円) | |||||
2011年 2兆0166億ウォン (約1815億円) | |||||
※レート 1ウォン=0.09円で換算 |
韓国の競輪場
ソウルチャムシル(蚕室)競輪場(廃止) | 1994年10月~2005年12月 |
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チャンウォン競輪場(ドーム) | 2000年12月~ |
プサン競輪場 | 2003年11月~ |
クァンミョン競輪場(ドーム) | 2006年2月~ |
韓国バンク情報
クァンミョン (光明) |
チャンウォン (昌原) |
プサン (釜山) |
(参考) 伊東温泉 |
(参考) 前橋 |
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周 長 |
333m | 333m | 333m | 333m | 335m |
施設形態 |
屋内 | 屋内 | 屋外 | 屋外 | 屋内 |
長 軸 |
133.295m | データなし | 130.537m | 130.908m | 133m |
短 軸 |
60.562m | データなし | 58.680m | 65.690m | 59m |
ホーム幅員 |
9.8m | 9.7m | 9.5m | 11.0m | 9.9m |
バック幅員 |
9.8m | 9.7m | 9.5m | 9.3m | 9.9m |
センター 幅員 |
9.8m | 9.7m | 9.5m | 7.8m | 9.9m |
みなし直線 |
42.0m | 36.0m | 47.0m | 46.6m | 46.7m |
ホーム 傾斜角 |
4° | 3° | 7° | 3°26′1″ | 4° |
センター 傾斜角 |
34° | 34° | 34° | 24°29′51″ | 36° |
最高上がり タイム(注) |
2010/10/17 孔 珉宇 10″65 (200m) |
2010/10/17 盧 泰京 10″82 (200m) |
2010/07/31 朴 柄夏 11″34 (200m) |
1988/8/28 中武 克雄 9″10 (半周) |
2013/7/18 ペルビス 8″90 (半周) |
(注) | 韓国の最高タイムは、2010年における最高上がりタイムを示す。 |
韓国大賞競輪等
日程(2013年)
区分 | 競走名 | 開催日次 | 開催場 | 優勝者 |
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グランプリ競輪 | 文化体育観光部長官杯 グランプリ |
12/27-29 | クァンミョン | イ・ミョンヒョン(2012年) |
大賞競輪 | 第18回SBSスポーツ ジャーナル杯 |
2/1-3 | クァンミョン | ノ・テギョン |
第19回スポーツソウル杯 | 3/15-17 | クァンミョン | イン・チファン | |
第5回スポーツ東亜杯 | 4/19-21 | クァンミョン | キム・ミンチョル | |
第19回スポーツ朝鮮杯 | 5/24-26 | クァンミョン | イン・チファン | |
ネティズン選定公団 理事長杯 |
6/28-30 | クァンミョン | キム・ドングァン | |
第19回日刊スポーツ杯 | 10/11-13 | クァンミョン | パク・ヨンボム | |
第17回毎日経済新聞杯 | 11/15-17 | クァンミョン | イン・チファン(2012年) | |
特別競輪 | 公団創立10周年記念 特別競輪 |
7/26-28 | プサン | キム・ドングァン |
昌原13周年ドーム競輪 祝祭 |
8/30-9/1 | チャンウォン | イ・ソングァン | |
2013韓日競輪対抗戦 | 11/1-3 | クァンミョン | ||
韓日競輪 第1次選抜戦 | 7/12-14 | クァンミョン | キム・ミンチョル(1着同着) キム・ベヨン(1着同着) |
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韓日競輪 第2次選抜戦 | 8/9-11 | クァンミョン | パク・ビョンハ | |
韓日競輪 第3次選抜戦 | 9/27-29 | クァンミョン | ユ・テボク |
グランプリ競輪、大賞競輪はクァンミョンで開催。 |