第57回オールスター競輪（GI）

優勝者コメント

　神山(雄一郎)さんとワンツーでしたから。後ろのことはまぁ心配するよりも、自分の走りに集中していたので。今日のファンの人気に応えられたっていうことが、ホッとした瞬間だったですけど。(オッズは普段)あまり確認しないんですけど、今日しっかり確認して、しっかり緊張感持って走ったら結果出ました。(前橋のバンクは)関東のG1ですし、たくさん声援いただきました。何度も乗ってる舞台なんですけど、やっぱり勝つっていうこと、勝てたってことがうれしいですね。
　(決勝は)関東が別れたのは、いつも同じ舞台で戦う、平原(康多)君とは連係実績がたくさんありますから、別線っていうのは心苦しかったですけど、やるからには徹底して力勝負と思って臨んで。他のラインに関しては、あまり意識せずに、しっかり自分の走りっていうのに集中しようと思ってました。(最終2コーナーの出は)悪かったですね。今日は必死に3番手、外から取りに行ったんで。本当は展開的には先行になるなと思ってたんですけど、前団の動きが、井上(昌己)君の動きがポイントだったと思うんですけど。ちょっと中団で止まる形で僕も内に居たので、巻き返しが遅れたんですけど、もう必死に巻き返して行って、3番手、そしてまくったって感じですね。
　(G1の舞台で続けて走れない期間が続いて)走れない理由は自分の責任ですから。一緒に走る選手にも大変迷惑かけましたし。走れる喜びというか、走れることに感謝して、しっかり盛り上げていきたい、盛り上げる為には勝つしかないと思って、プレッシャー感じて今日は走りました。(過去4回のG1優勝と比べて)苦労して獲ったとは言えないですし、まず走れたことに感謝して、結果を残して、本当に感謝の一言と思ってますけど。(声援の大きさに)神山さんが人気ありますから、神山さんとライン決まったという声援だったと思います。
　(今後に関して)そうですね、前回(富山記念)も失格してしまったんですけど、本当に自分の中で一生懸命走った結果だったんですけど。そういう無駄な失格っていうのも本当にファンに迷惑かけますから、しっかり自分の動きっていうものをもう一度再確認して、しっかり力で勝負できるように体力をつけたいなと思います。
　(今シリーズを振り返って)初日にああいうレースになってしまって。また富山(記念)の失格ではないですけど。ラインの先輩として、ファンのみなさんに迷惑かけたっていうのは、すごく心が痛かったですし。2人(芦澤大輔、牛山貴広)も一生懸命やった結果で失格してしまったし。あの、相当メンタルの面でこのシリーズはすごく大変でしたけど。やっぱり初日の失格、ああいうレースっていうのは、本当にファンのみなさんを裏切る行為だと思ってますから。すごく心が痛かったし。そして気持ちを切り替えて2次予選は、池田(勇人)君がもう、自分をリードしてくれた走りをしてもらって、番手まくりを打って勝ったんですけど。池田君もやっぱり今年のやった成績でドリームレースに乗ってる選手ですから、それも心が痛かったですし。準優はもう自分で、力で勝ち上がるんだっていう気持ちで走って突破できて。あとはしっかり優勝しないと、やっぱり認めてもらえないと思ったので。もう優勝しかないなという思いで、本当に必死に走りました。