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YGP優勝者の横顔
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 東の山崎芳仁か? 西の小嶋敬二か? 今年の競輪界を常にリードし続けてきた東西の王者がKEIRINグランプリ07で最終決着をつける。現状では山崎がやや優勢だが、復調急な小嶋の底力も侮れず、世紀の一戦は12月30日の立川競輪場で号砲を迎える。

山崎芳仁がGP初優勝で輪界の頂点に立つか!?
北日本別線なら佐藤が山崎を捲る展開も十分
山崎芳仁選手
山崎芳仁 S級S班・88期/福島・28歳
佐藤友和選手
佐藤友和 S級S班・88期/岩手・24歳

 全日本選抜での山崎芳仁の想像を絶する強さには誰もが我が目を疑い、度肝を抜かれたはずだ。
 小嶋敬二に捲り切られながらも巧みに3番手に切り替え、捲ってきた新田康仁を牽制して外に膨らみ、佐藤慎太郎に内をすくわれるという苦しい展開。常人ならこの時点で終わっていたはずだろうが、山崎はそこから体勢を立て直して直線だけで1着に突き抜けている。
 とても4回転の大ギアとは思えない俊敏な捌きであり、大ギアだからこその直線の伸びだったともいえるわけで、現在の山崎には死角らしい死角は見当たらない。
 オールスター決勝では山崎芳仁−佐藤友和−伏見俊昭−菊地圭尚で並んだが、飯嶋則之に番手を奪われて優勝をさらわれるという苦い経験がある。ここも北日本4人で連係すると分断される恐れが高いので、山崎芳仁−伏見俊昭、佐藤友和−有坂直樹で別線勝負になりそうだ。
 11月・花月園記念では佐藤の逃げを山崎が捲っているが、全日本選抜のスタールビー賞ではやはり別線勝負で佐藤が逃げ切っている。佐藤は4大会連続でG I 優出中と絶好調なので、花月園の時とは反対に山崎の逃げを佐藤が捲る展開も十分に考えられる。
 
有坂直樹選手
有坂直樹 S級S班・64期/秋田・38歳
伏見俊昭選手
伏見俊昭 S級S班・75期/福島・31歳
 有坂直樹も近況は上り調子で、全日本選抜の4日目特別優秀ではバック9番手からの直線強襲で1着とさすがの差し脚を見せつけているし、伏見俊昭も北京五輪に向けた海外遠征で多忙な日々を送っているが、北日本の番手回りのときは無類の強さを発揮するので勝機は十分だ。

ケガから復帰した小嶋敬二が気力で捲り切る!
昨年2着の手島慶介が今年も捲り一発を狙う
小嶋敬二選手
小嶋敬二 S級S班・74期/石川・38歳
渡邉晴智選手
渡邉晴智 S級S班・73期/静岡・34歳
兵藤一也選手
兵藤一也 S級S班・82期/群馬・29歳
 小嶋敬二は復帰戦となった11月・川崎F I の決勝戦では捲り不発に終わったが、全日本選抜では優出を果たしている。しかも勝ち上がり戦は3日間とも先行と気合い十分で、決勝戦も結果は5着だったが、佐藤友和の先行を8番手から捲り切って底力の違いを見せつけている。グランプリはまだまだ万全の状態で臨むのは難しいかもしれないが、必ずや見せ場を作ってくれるだろうし、北日本ラインを気力で捲り切っての優勝も決して夢ではないはずだ。
 小嶋の番手は渡邉晴智が主張してくるだろう。02年の初出場の時もやはり中部ラインの3番手を選択して結果は7着だったが、当時よりも現在の方が脚勢はいいし、先の全日本選抜でも優出しており、番手すんなりなら小嶋がハイパワーの捲りになっても差し切りが狙える。
 兵藤一也も小嶋の番手が欲しいところか。全日本選抜の決勝戦では小嶋の捲りに乗って最終4角を番手で通過しながら4着に沈んでおり、グランプリの大舞台で雪辱を期したいはずだ。それでも、渡邉との折り合いがつかなかったら、山崎の番手を狙いに行くことも考えられる。
 
手島慶介選手
手島慶介 S級S班・75期/群馬・32歳
飯嶋則之選手
飯嶋則之 S級S班・81期/栃木・29歳
 残る手島慶介と飯嶋則之の2人。手島は昨年のグランプリでは中団からの早めの仕掛けで山崎芳仁の先行を捲り切って2着で、今年も好位奪取からの捲り狙いが有力だ。
 飯嶋はオールスターでは強気の番手戦で初タイトルを獲得している。まだどの位置取りになるかは分からないが、自ら先手ラインに追い上げていっての番手勝負をする可能性もあるだろう。
 
「語り継がれる名勝負・グランプリ06」
37歳で初出場の有坂直樹が直線強襲で初優勝
 吉岡稔真−合志正臣−井上昌己が前受け、中団に手島慶介−後閑信一、小倉竜二、後方に山崎芳仁−佐藤慎太郎−有坂直樹の並びで周回。赤板前の2センターから山崎が上昇して吉岡に並びかけると、2角で吉岡が7番手まで引き、手島が4番手となる。山崎が最終ホーム入口から誘導を交わして先行態勢に入るが、山崎が掛かり切る前に手島が早めに2角から捲りを打ち、3角で山崎を捕え、4角で捲り切って先頭に立つ。ところが、北日本ラインの3番手で脚をためていた有坂がガラ空きになった中コースを一気に伸び、37歳でグランプリ初出場にして、初優勝を飾った。2着には手島、3着には佐藤が入った。なお、レース終了後に吉岡が現役引退を表明した。

2006年ゴール
2006年 ゴール



立川競輪場の特徴
 400バンクの中でも特に直線が長いので追い込みが有利。先行は踏み直しができるスピード型でないと苦しい。コーナーのカーブが急で外側に膨らみやすいので、後方にいた選手がガラ空きになった中コースを伸びてくるケースが多い。中団をキープして3角から捲り追い込み気味に仕掛けるとよく伸びる。冬場はバック向かい風が強い日が多い。
 
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