GP・GGP・YGPとは

KEIRINグランプリとは

KEIRINグランプリは、1985年(昭和60年)に創設された。その年のGI優勝者等トッププレーヤー9名を集め、対戦させるという夢の対決。毎年12月30日に一発勝負でその年の競輪王座を決定する、競輪界最高の競走である。

立川競輪場で開催された第1回の優勝賞金は1,000万円。競輪界のトップスターである、中野 浩一(35期・引退)が優勝した。 2004年(平成16年)からは、優勝賞金が1億円(副賞込)となり、注目が集まることとなった。

KEIRNグランプリ出場選手オリジナルユニフォームについて、2002年(平成14年)に人気の格闘技イベント「PRIDE」がプロデュースをおこない、闘う男の代表として高田延彦さんによるデザイン監修により、従来の年毎、個人別のデザインから優勝者と優勝者以外の2種類のデザインへ変更となった。KEIRINグランプリ優勝者は、指定された着用期間中、すべての競輪において選手番号を1番車に固定することとした。

2007年(平成19年)にはS級S班が創設され、同年のグランプリ開催からお客様が一目見てS級S班であることが認識できるようS級S班専用のユニフォーム及びレーサーパンツを着用することとなった。(グランプリユニフォームデザインは変更せず、レーサーパンツデザインが新調された)

ガールズグランプリとは

2012年(平成24年)7月1日平塚競輪場で「ガールズケイリン」として、48年ぶりに女子選手による競輪競走がスタート。同年12月には、ガールズケイリン特別レースとして、KEIRINグランプリシリーズの初日(12月28日)に『ガールズグランプリ(FII)』が実施された。小林莉子(102期)が優勝し、初代女王として賞金(副賞込)500万円を獲得した。 2014年(平成26年)からは、優勝賞金が1,000万円(副賞込)となり、さらに注目が集まることとなった。

2022年(令和4年)にガールズケイリンは10周年を迎え、リブランディングがおこなわれた。ガールズケイリンの新たなコンセプト「プロスポーツ競技のまんなかへ」を策定。ガールズケイリンに内在する価値を最大化させ、お客様にとっても、選手にとっても、誰にとってもメジャーなスポーツであることを目指すこととした。新コンセプトに基づき、2022年度からガールズグランプリをKEIRINグランプリシリーズの2日目(12月29日)に変更した。

2023年(令和5年)度からガールズケイリンにおけるGP・GIグレードの導入及びガールズグランプリを頂点とした新たなレース体系が決定された。これにより、2023年度からガールズグランプリは【GP】に格付けされた。

ヤンググランプリとは

ヤンググランプリは、2000年(平成12年)まで競輪祭の中で行われていた「新人王決定戦」が原点である。『ヤンググランプリ』という名称は、1995年(平成7年)に阪神・淡路大震災の復興支援競輪として、KEIRNグランプリの前日に単発で行われたのが最初となる。

その後、しばらく開催されることはなかったが、1999年(平成11年)に特別競輪等の見直しがなされ、2001年(平成13年)度から新たに特別競輪等として、ヤンググランプリが創設された。次世代を担うスター選手の登竜門として明確に位置付けられ、GII格付けの単発競走として復活した。

2022年(令和4年)度から、KEIRINグランプリシリーズの全開催日程をお客様に楽しんでいただくことを目的として、新進気鋭の若手選手が出場するヤンググランプリ(GII)をKEIRINグランプリシリーズの初日(12月28日)へ変更した。