KEIRINグランプリ2023（GP）

優勝者コメント

　ヤンググランプリということで強いメンバーの中で、自分の一番いい脚力の出し方ができて優勝できてうれしいです。（優勝は）ゴール5メートル前くらいまで分からなかったんですけど、最後もう4コーナーを回ってゴール線が近付いて誰も近くにいないのが分かったので良かったです。（どういう戦いをイメージしてた?）枠番通り出たら僕が前受けで、一番後ろから吉田有希さんが押さえに来るような展開になると思ってレースを組み立てていたんですけど、そういう展開じゃなかったのでちょっと作戦通り以外の動きにはなってしまった感じでした。（レースが動き出して周りの動きは）冷静に見てたんですけど、志田（龍星）さん?、北井（佑季）さんですかね。ジャン前でちょっと被ってしまったところがあったので、その辺がもうちょっとスムーズに動けてたらもっと余裕を持ってレースができたのかなと感じます。（中団からの犬伏湧也と仕掛けのタイミングが合ったように見えたが）僕としてはもう駆け始めてちょっと経って犬伏さんが出てきたようなタイミングになったので、犬伏さんのラインに乗るという選択はなく、自分で前に、犬伏さんの前まで出るのが自分の仕事だと思って前まで出ました。（後ろが離れていたのは）ゴールするまで分からなかったです。1、2コーナーで犬伏さんとパッと目が合ったときにもう出切れないかも知れないって思ったんですけど、そこは力と力をぶつけ合わすしかないなという風に思って。単騎の選手が飛んできてもそこは自力選手として譲れないところだなと思って戦いにいきました。（レース内容としては）優勝できているのでそういったところは評価して。でも、もっともっと改善できる場面もあるのかなって思うんですけど、勝ててうれしいです。（ヤンググランプリ優勝で一年を締めくくって）レベルが上がるにつれて優勝できる機会もすごい減ってる中でのこの優勝っていうのはとても自分の自信につながるのかなっていう風に思っています。（競技の方では）スプリントが自分の中でやっぱり得意な気持ちがあるので。でもやっぱりスプリントでもケイリンでもしっかりメダルを獲れるような選手になりたいなっていうのが自分の願いです。（新年はオリンピックが行われる8月くらいまでは競技中心の生活になると思うが）まだ細かいことは言われていないんですけど来年は（競輪を）走る機会はすごい減ると思います。（新年はまず）オリンピック出場を懸けたネイションズカップ第1戦に向かいます。このヤンググランプリも含めて来年のネイションズカップへの段階だと思っているので（優勝できて）すごいいい弾みになりました。（優勝はまず）師匠（藤田昌宏）が今日も応援に来てくれてますし、岡山の選手方や中四国の先輩方にしっかり教えてもらってのこの競走なので本当に身近な人に伝えたいです。（今後の目標は）GIで活躍してGIタイトルを獲れるような選手になっていきたいなと思っています。（優勝賞金は）今年ありがたいことに賞金をいっぱいもらって来年の税金がすごいくると思うので、それに備えておきたいなと思います。

ヤンググランプリ2023

（2023.12　立川）