優勝者コメント

　本当に脇本（雄太）さんのおかげで優勝できてうれしいですね。（グランプリ優勝で年間獲得賞金額最高記録も更新したが）今年は近畿の仲間に助けてもらいましたし、そのおかげでこういう記録を達成できたのかなと思います。（再び静岡でのグランプリ制覇となり）相性良いなってずっと思ってたんですけど、走ってても気持ち良いですし、ほんまに走ってて勝てそうやなって思わせてくれるようなバンクですね。（3年前グランプリ初制覇のときと比べて）3年前のグランプリの年の競輪祭を、この間、競輪祭のときのプレイバックでやってたんですけど弱すぎてビックリしてたんで（笑）、そのときに比べたら自分もちょっと強くなっていってるのかなと思います。（レースは）理想通りの初手の位置を取ってでした。（前受けの眞杉匠が北井佑季を出させたのも）作戦通りですね、あれも。あの並び、あの叩き方だったら、脇本さんもそこで勝負するという作戦を立てて。今回、脇本さんと作戦会議して、（これまでで）一番長かったと思うんですけど、本当に作戦通りですね。周回中から清水（裕友）が後ろにいるのはわかってましたし、打鐘で叩いて（変わらず清水が）後ろにおるのがわかったんで、これヤバいなと思いましたね。（結局、清水も含め誰も来られなかったが）掛かりが抜群というか、自分もホームから1コーナーに向けてこう勝手に口が空いていくくらい加速していきましたし、もうこれは誰も来られへんなっていう感じの掛かりでしたね。（脇本の）昨日の夜の最後の指定練習のタイムがやっぱりこの時期に出るようなタイムじゃなかったですし。もちろんですけど、合宿のときと別人ですし。脇本さんが今まで色んなトレーニングとかしてきてナショナルチームのトレーニングをしてきて、そういうピーキングとかが抜群に上手いのかなと思うんですけど、ちょっと僕も脅威に感じるくらいのタイムでしたね昨日も。（その脇本を差したが）僕も夕方の指定練習で仕上がってた、脚が軽いなって感じ。本当に久々に仕上がったなって感じがしたんで昨日の夕方。脇本さんもそうなんですけど、脚的には今年一番良いなって感じはあったんで走る前から楽しみだなって感じでしたね。今年はずっと言ってますけど、寺崎（浩平）も窓場（千加頼）も力が一枚も二枚もアップしたと思いますし、脇本さんも僕も本当に助けてもらって2人でグランプリに乗らせてもらって。そこで近畿のラインの強さを見せられたかなと思いますし、来年はまたドンドン、ドンドン近畿の若い選手が出てくるように自分もしっかり援護して自信を付けていって。またこういう舞台で走れるよな選手がいっぱい出てきてくれたらうれしいなと思います。（目標として掲げているダブルグランドスラムも）あと日本選手権と競輪祭を2個ずつ獲ったら全部2個ずつ達成、あと4回。燃え尽きん限りは頑張りたいですね。（競輪祭は）近畿は相性が悪いんですけど、それを脇本さんが払拭してくれたんで来年大丈夫かなと思うんですけど（笑）。

全プロ記念競輪

（2017.5　和歌山）

第64回 オールスター競輪

（2021.8　いわき平）

KEIRINグランプリ2021

（2021.12　静岡）

第37回 読売新聞社杯全日本選抜競輪

（2022.2　取手）

第73回 高松宮記念杯競輪

（2022.6　岸和田）

第38回 読売新聞社杯全日本選抜競輪

（2023.2　高知）

全プロ記念競輪

（2023.5　富山）

第74回 高松宮記念杯競輪

（2023.6　岸和田）

第32回 寬仁親王牌

（2023.10　弥彦）

第67回 オールスター競輪

（2024.8　平塚）

第33回 寬仁親王牌

（2024.10　弥彦）

KEIRINグランプリ2024

（2024.12　静岡）