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小嶋 敬二 INTERVIEW at 2009/05/14

ON/OFFすべてに「手を抜かない」「社長」の絶大なる人気の秘密

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小嶋 敬二

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小嶋 敬二
Q.06 練習や競走のないオフの日の過ごし方は?

オフは、起きたい時間に起きて、再放送の時代劇や韓流ドラマを観てます。時代劇は「遠山の金さん」派(笑)。

一通りチェックしてから、友達誘って「昼飯、行くか~」という感じかな(笑)。その後、買い物や近くの海岸をドライブします。ドライブでは、異業種交流のようにいろいろな方と話せるのでそれも楽しみのひとつ。それから帰ったら昼寝(笑)。観劇やスポーツ観戦にも出かけることも多いので、そんな日は朝から入念に準備して出かけます。

Q.07 個人ブログの更新頻度も高いですが、ブログをはじめたきっかけを教えてください。

きっかけは、新聞に掲載されないコメントや、負け戦の言い訳をしたかったから。僕にもぼやかせてくれと(笑)。 記念競輪やFI開催の結果は着順とタイムだけで、選手のコメントが掲載されないので、勝っても負けてもファンの方にきちんと説明したかったし、それができるコミュニケーションツールがブログなのではないかと思ったんです。

ブログを開設して今年は4年目になりますが、アクセス数が110万を超えました。正直言って、自分でもこんなに続くとは思ってもみませんでした。でも、今や書き続けるという使命感があって、夜、友達とご飯を食べていても「ブログ書かなくちゃ!」と思って、ブログのために自宅に帰りますよ(笑)。ケータイではなくパソコンで書いているんです。

Q.08 ブログは情報発信だけではなく、ファンの方に伝えたい想いがあったんですね。

本当に自分が言いたいことは、伝わりにくいんです。新聞記事は、文字数の制約があるので仕方がないのですが、語尾が一文字違うだけで意味合いが変わってしまうこともありますよね。だからこそ、ブログを使って、自分の本心をきちんとファンの方に伝えたいという想いがあります。

僕たちは、練習をしない日もあるということもわかってほしいし、日頃、何に関心を持っているのかも知ってほしい。そして、競走の勝ち負けに関わらず「すべての競走は手を抜いてない」ことをわかっていただきたいのです。グランプリもF1開催も、競走には変わりないから、同じように準備をして競走に臨んでいる。一戦一戦を戦っているわけですからね。

Q.09 ミュージカル、宝塚、歌舞伎などの観劇、スポーツ観戦がお好きと伺いましたが。

やはり、テレビで観るのとは違って、実際に足を運んで見ると世界観や臨場感が全く違いますね。 僕は、演出側の視点で舞台や試合を観ることも多いです。つまり、観客を飽きさせずに見せる秘密は何だろう?とか。そういう視点は、今の競輪の見せ方にもつながっていくと思うんですよね。

実は、歌舞伎に興味を持ったのも、ある歌舞伎役者が出演している映画を観たことがきっかけです。しかも彼はやたらと女性にモテる(笑)。何か人を惹きつける魅力があるんだろうと思ったんです。実際に観てみると、映画とは違って艶っぽい。なんともいえぬ存在感があってね。ストーリーがどうこうよりも、そういう視点から物事をみると、おもしろいと思うんです。

競輪は、ロングランのミュージカルと似ていると思います。同じ演目なのに、配役でも違うし、初日と千秋楽では舞台の雰囲気が違う。レースも生き物だから、同じように競走をしているように見えるけれど、毎回内容は違う。選手の顔ぶれが同じでも毎回結果は違うし、走るバンクも違うわけですから。スピードだけではなく、魅せるということも大事な要素となるんです。

―― なるほど、競輪は人が主役でそれぞれの戦法でゴールを目指しますからね。

そうなんです。『ガンダム』に置き換えると、主人公のアムロの目線で見るから、『ガンダム』って面白くないんです(笑)。シャアの目線から見れば、彼もまた主役なんですよ。だって、自分のポリシーをもってそれぞれの信念で戦っているわけですから。各々のキャラクターの視点で物事を見ると、同じ戦いが違って見えます。

競輪もマーク屋だけではなく、三番手の選手を主役で見ると、見方がかわると思うんです。車券を買うときは、自力型の先行選手だけを見ますけど、選手のキャラクターを知って追いかければ、また違ってきます。ゴールするまで、どういうふうに順番が入れ替わっていくのかもレースの見所なので、最終バック9番手になったのは誰とか調べるのもおもしろいですよね。

―― 『ガンダム』に例えるとは、アニメ好きな小嶋さんらしいですね(笑)

僕に関心を持っていただけるのなら、ガンダムが好きでプラモデル作ったり、演劇を見に行ったりするようなヤツが競輪場でどんな走りをしてるんだ?という見方でアリですよ(笑)。そういう切り口から入ってみて、自分が楽しめればいいわけです。

Q.10 初代SSとしての過ごした昨年は、どのような1年でしたか?

正直に言うと「始まっちゃった」という感覚ですね。SS開設の時期も選考期間も年度途中から始まったこともあったので、入念に準備して臨んだという感じではなかったですね。

ただ、実際に走ってみると上位競走に勝ち上がるほど赤いレーサーパンツの自力型選手が多いので、たえず勝ち続けたいという気負いみたいなものはあるかもしれません。やはりSSの選手は注目されるので、意識もしますからね。
2年目に入り準備ができて、ようやく本格的に始まったかな。そういった意味で、今年は始まりの年なのかもしれません。

ファンへのメッセージ

ゴール前の迫力や臨場感は、実際にゴール前から見てほしいですね。やっぱり競輪はレース場のほうが面白いと思いますよ。
スタートにならんだ選手たちの表情や、バンクの大きさなど体感できると思います。ファンの声援、それから飛んでくるヤジも僕たちには全部聞こえてますし(笑)。
女性ファンの声援を受けて、よし頑張ろうと思う選手も多いんじゃないかな。競輪場は行きづらいという声も多いですが、環境も少しずつ改善されています。自分なりの楽しみ方を見つけて、ぜひ現場で選手の走っている姿を見てください。

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