KEIRINグランプリ2015（ＧＰ）

優勝者コメント

　（ここ数年は）G1を獲れていないし、グランプリもいい成績を出せていなかったので、今回は本当に夢のようですね。親父は競輪を教えてくれて、自分が幼稚園のころから競輪選手を夢見て。それで、8年前に親父が亡くなって。それをバネに自分が頑張らないとって気持ちでずっといたので。その気持ちがこみ上げてきましたね。
　（レースは）稲垣さんのラインから行こうかなって思っていたんですけど、赤板前で武田さんと稲垣さんが脚を使う状態になったので、自分は脚を使うのはやめて。関東の4番手から攻めました。一つ誤算だったのが、武田さんが意外に（仕掛けるのが）遅かったことですね。もう少し早く仕掛けてくれるかなって思っていたんですけど、そのタイミングで自分も内か外を踏むって思っていました。少し遅い展開で武田さんが出て行って、そのタイミングでは内に行くしかなかったです。内にいったときに少しバックを踏んだ形になったんですけど、なんとか勝てたんで良かったです。関東なのに浅井頑張れって声もたくさんあって、その気持ちも後押ししてくれたと思っています。 　（来年は1番車ですが）毎回プレッシャーというか、SS班として緊張感を持って走っているので、今の気持ちを忘れずに。1番車として走りたいと思います。
　（賞金王）ですかね。本当に嬉しく思っています。優勝するってイメージはあったんですけど、まさか本当に優勝できるとは思っていなかったし、お金で走っているわけではないので。自分は1着しか狙っていないんで。まずは優勝って気持ちで走っていました。グランプリって言うのは特別なレースだと思っているので、その中で勝てたのは、すごい嬉しいですね。 　（来年は）自分は自在って言っているんですけど、先行、まくり、ヨコ、またはマーク、追い込み、何でもしていきたいと思っています。 　今回優勝ができたのは、ファンの皆様、自分の地元の練習グループ、あとは先輩方のおかげだと思っているので、この気持ちを忘れず、来年もしっかり走りたいと思います。応援ありがとうございました。