|
|
第15回寛仁親王牌優勝
後閑信一(群馬・65期)
|
後閑信一は地元でのGⅠ・寛仁親王牌を制し2年連続のグラ
ンプリ出場を決めた。その寛仁親王牌決勝では同県の後輩・手島慶介マークか
ら栄冠を掴んだが、その手島がグランプリに初参戦。後閑にとってこれ以上な
い援軍で今回も手島マークから勝機を窺うことになる。昨年のグランプリでの
派手なガッツポーズがあっただけに、今年は必勝を期してくるはずで、真のガ
ッツポーズは見れるのだろうか!?
|
|
|
|
|
第49回オールスター競輪優勝
井上昌己(長崎・86期)
|
オールスターでは伏兵的な存在ながら見事なカマシ先行でGI初タイトルを獲得した井上昌己。今年の中盤に自在へ戦法チェンジし、位置取りに強いこだわりを見せてきた。しかし、それが災いしたのか、10月の共同通信社杯の準決勝で落車、鎖骨を粉砕骨折してしまう。その影響は当然大きく、調子の面で不安視せざるを得ない。だが、そのダッシュ力は競輪界でもトップクラスで仕掛け次第ではチャンス十分で、2度目の伏兵の一発には警戒しておきたい。 |
|
|
|
第22回全日本選抜競輪優勝
合志正臣(熊本・81期)
|
輪界の小さな巨人・合志正臣が全日本選抜で念願のGI初タイトルを獲得、最後の最後でグランプリ出場権を手にした。今年は年間勝率23%ながら、連対率は42%と非常に安定した成績を残してきた。どんな悪展開、どんな位置からでも自慢のタテ脚で連に絡んでくる「直線強襲」はもはや合志の代名詞だ。また、全日本選抜を優勝したことによって最高の状態でグランプリに臨める可能性が高く、昨年の加藤慎平同様、全日本選抜→グランプリの連覇も十分ある。 |
|
|
|
|
賞金獲得選出順位・第3位
有坂直樹(秋田・64期)
|
有坂直樹は今年の前半に抜群の安定感を発揮、競輪祭で3着、ダービーで2
着とGⅠ競輪で連続表彰台を経験している。後半戦こそ失速してしまい、ダー
ビー以降、GⅠ競輪での優出は無いが、前半戦の貯金もあって9000万の獲
得賞金でグランプリ初出場を決めた。山崎-佐藤慎太郎の3番手を固めること
になりそうだが、そのシャープな差し脚は直線勝負にさえ持ち込めれば逆転の
可能性を大いに秘めており、注意しておきたいところ。
|
|