ナショナルチームカップ優勝者の横顔

氏 名 渡邉 一成
フリガナ ワタナベ カズナリ
期 別 88期
府 県 福島県
登 録 平成15年5月1日
生年月日 昭和58年8月12日
血液型 A型
身 長 176cm
体 重 81kg

優勝者コメント

「(北津留)翼君があんなにガンガン行くとは思っていなかったので、そうなった場合は新田と中団をキメて、そこからと思っていたんですけど、ちょっと連係が崩れてしまって。永井君のところに追い上げようかと思ったんですけど、スピードも上がっていたし、(永井が)内も空けなかったので、自力に変えていきました。そういう意味ではレースの流れはしっかり見えていたと思います。メンバー的にどうなるか分からなかったので、位置だけ決めて作戦は決めずに、あとは流れでと思っていたので、冷静に対処できたと思います。ビッグレースではないかもしれないですけど、年収めのレースで1着取れたことは嬉しいですし、今年は大変なことがあったので、被災地の代表として頑張ったつもりです。東日本大震災があってから、今は復興・復旧に向けて頑張っているので、被災地の皆さんを勇気づけられればいいかなとは思っています。この後はグランプリを見て気持ちを高ぶらせて明日からまた、静岡の方で練習を始めて、競輪ではGI、GII、そしてオリンピックに向けて頑張っていきたいと思っています。スケジュール的にはナショナルチームの方で、1月に北京でのワールドカップを走って、2月にはロンドンでのワールドカップを目指して。その前にアジア選手権があるんですけど、それはまだ出るか出ないか分からない状況なので。その後は4月に世界選手権があって、8月のオリンピックを目指していくという形になります。競輪では1月に向日町記念、2月に東西王座、3月のダービーという形で月1本の競走で調整していただいたので、その空いた時間を使って調整していきたいと思います。来年はまずケガをしない様にして、競輪でしっかり結果を残して、オリンピックに繋げていきたいですし、オリンピックではメダルを目標に努力をして、被災地の方々にメダルを持って帰れる様に努力をしていきたいと思います」

ナショナルチームカップレース展開

誘導以下、北津留翼-井上昌己-中川誠一郎、稲毛健太-永井清史、坂本貴史-新田祐大-渡邉一成、河端朋之の並びで周回を重ねる。赤板で上昇した坂本だったが、北津留が突っ張って主導権を握ったことで後退。新田は打鐘で稲毛のインを突いて4番手を確保するが、稲毛が外に浮いてしまい、新田の後ろに永井が入り、その後ろに渡邉の並びとなる。最終2コーナーから渡邉が踏み込むと、驚異的なスピードを見せ、バックでは前団を一飲みしてしまい、そのまま後続4車身差離しての1着ゴール。渡邉を懸命に追走した河端が2着入線を果たし、3着には捲り追い込んだ新田という結果となった。
これまでの成績
競輪学校在校時成績(出走回数:89)
1着 2着 3着 着外 在校順位 卒業記念レース成績
12 12 9 56 38 7・2・2・8

200Mタイム 400Mタイム 1000Mタイム 最高速度 ダッシュ力 持続時間 回転力
10秒99 22秒49 1分09秒39 68.19Km/h 6.80秒 17.78秒 2.70R/S

  年月日 競輪場 成績
デビュー 平成15年7月7日 京王閣 1・1・4
初勝利 平成15年7月7日 京王閣 1・1・4
初優勝 平成15年8月14日 いわき平 1・1・(1)
成績
  出走数 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 獲得賞金 獲得賞金
順位
デビュー~
昨年12月
459 132 81 43 199 3 1 \170,510,500
昨年 64 25 15 2 22 0 0 \37,887,500 29位
本年 62 17 12 8 25 0 0 \36,575,000
通算 521 149 93 51 224 3 1 \207,085,500
GP・GI 過去1年成績
競輪名称 開催初日 競輪場 成績
第64回 日本選手権競輪 平成23年3月1日 名古屋 3・ 3・ 1・ 8
第62回 高松宮記念杯競輪 平成23年6月2日 前橋 3・ 8・ 8・ 9
第20回 寛仁親王牌 平成23年6月30日 弥彦 (1)・ (9)・ 2・ (4)
第53回 朝日新聞杯競輪祭 平成23年12月1日 小倉 (5)・ 2・ 4・ 9
特別競輪等優勝歴
ナショナルチームカップ 優勝 (H23年12月29日 平塚)