ホーム » interview × SS18 » 鈴木 誠
競輪という競技は全く知らなかったのですが、中学3年生の時、中野浩一さんがプロスポーツで初めて1億円を達成したというニュースを見て、競輪選手になりたいと思いました。
それから、競輪選手になる夢を叶えるため、自転車部のある高校に進学して、一歩ずつやってきたという感じかな。
運動神経が良かったかどうかはわかりませんが、運動することは好きでした。
ただ、中学のときは部活にも入らず、帰宅部で、特に運動もあまりしてませんでしたね。
どちらかというと、おとなしい子供だったと思いますよ。
昔は努力って言葉が好きでしたが、今は感謝という言葉が好きです。
ほとんど家でゴロゴロしてますよ。
やはりレースが過酷で体力も消耗するので、家でゆっくり過ごすことが多いですね。
洋服は、レースに入る時は、なるべくジャケットを羽織ったりと、カジュアルの中にも一点きちんとした格好にするなどTPOに合わせ気を使っています。
特にブランドなどこだわっていませんが、サイズが合うお店も限られるので、買うお店は決まっているところで、買っていますね。
若い頃は休息日を作ったりしてましたが、今は、少しだけでも毎日自転車に乗るようにしています。
最近は、練習メニューに、ウエイト中心の筋トレもやっています。有酸素系は基本的に得意です。瞬発系のトレーニングをしてます。
43才になり、20代の頃のようにはいかないので、脂肪がついてきたな太ったなと感じたら、炭水化物を減らしたり、カロリーを控えたり等、食事にも気をつけてます。
結構太りやすい体質なので、体重維持をするのには、苦労してますね。
以前は、レース前には靴は左から履くとか、レースに臨むときはこのスタイルにするとか色々とやってましたが、今は特に決まった事はせず、好きなようにやってます。
結局自分が自信を持って臨めば、結果はついてくると信じてますので。
長く現役を続ける秘訣は、競輪以外の事に関してはあまり夢中になったりせず、何事も過度にやりすぎずリラックスして臨む事かな。
例えば、ゴルフや他のスポーツなどもやってますが、決してのめりこまず、息抜き程度にやってます。
あと、長くやっているとスランプは誰にでも幾度となくあると思いますが、やっぱり、腐らずちゃんと練習して、コツコツやっていくのが秘訣ですね。
若い時は、35歳くらいで現役は終わりかなと自分で思ってたんですが、この年になって今も続けていられるという事は、競輪が好きだということなので、少しでも長く上のクラスで戦っていきたいですね。
40才を過ぎても、一線でがんばっていられるということは、周りの人への励ましのメッセージだと思っています。
どんなレースでも一生懸命頑張って走りますので、応援お願いします!