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interview × SS18 佐藤友和 TOMOKAZU SATO

競輪を始めたきっかけはなんですか?

中学2年生のときに「競輪」を知ったんです。
その頃は競馬ゲームが好きで、学校の先生ともよく競馬などのギャンブルについて話してました。そのなかで職業としての競輪を知って。体を動かし、自分の頑張りで稼ぐことができるというのは魅力的。

学校での進路相談をきっかけに、進む道を決めたんです。
親戚に選手がいることはなんとなく知ってはいたのですが、自分が競輪選手になる!と決めてから、現実感を伴って競輪の世界を身近に感じるようになりました。

小さい頃のエピソードを聞かせてください。

運動するのが大好き。
ただ、何をやってもうまくはないですけど(笑)。

1番にはなれなくても上位にはなれたので、何か体を動かすことが自分に向いていると感じていました。

小学校の頃はよく喧嘩もやってましたよ。
まがったことが嫌いで、自分が納得いかないと、たとえ先生であってもついつい手を出してしまって。親が学校に呼び出されることも珍しくなかった(苦笑)。

オフの日はいつも何をしていますか?

中学校の頃からギャンブル性のあるゲームが好きでしたが、今もギャンブルは好きですけどゲームはしないかな。

パチンコが好きだったときもありましたが、今はその日その日で決まるものより、人生自体がギャンブル。それが生き方ですからね。

趣味というか……オフの日は必ず外出しますね、買い物したりマッサージを探したり。ブランドにこだわらず、服はよく買います。そして後悔する。そのときにぴったりだった服が体に合わなくなることが多々あるんですよ。
基本的に、練習でかなり追い込んだ翌日がオフなので、体が締まっているんです。1日2?3kgの変動は当たり前ですから。

で、後悔(笑)。

食事やトレーニングの方針はありますか?

「太ったらトレーニングする」。

これかな。
強くなるためにトレーニングするというよりは、体を維持するためが目的です。

食事は……これも、制限するのが嫌いなんですよ。ストレスになっちゃって。食べたいだけ食べるから、太ったりする(笑)。

酒は飲むけれど、タバコは止めました。
車を買ったら灰皿がついてなかったし(笑)、家を新築したので吸う場所も限られますしね。

基本的に、何かをストレスになるまで抑制することはしません。

仕事に入る前の流儀を教えてください。

ないんですよ。
何かあるような気もしますが、覚えてない(笑)。

レースでも過去は一切振り返らないんです。デジャウ゛(既視感)のようなものはありますが、それは後に体験するものだし。

塩をまいたりするのは、自転車には良くない!と僕は思います。

夢や目標を熱く語ってもらってもいいですか?

中学生のときに競輪選手になると決めてから、一番にならなきゃ意味がないと思ってきました。過程はいろいろあっても、最終目的はそれ以外にありません。

最後にファンに一言お願いします。

5月に落車して入院しましたが、無事退院しました。残りは半年、グランプリに出るにはタイトルを獲るしかないので、タイトル奪取のために頑張ります。応援よろしくお願いします!

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