自分の持ってる力を全て出せたと思います。伸びも良かったと思います。作戦も何もなかったんで、近畿の誰かが優勝できればという気持ちで、みんなで話し合って走りました。スタートだけ前、中団、後ろという選択肢があったんですが、あとは何も決まってなかったです。(近畿3人の当日のギア変更は)他の先輩方は分からないですけど、自分はグランプリは77か85でいこうと思っていたんですが、前検日から脚は軽かったんで、85にしようと思いました。準備もしていたので、別に迷いはなかったですね。今年は前半がすごい勢いで上がれたというのがありますし、後半は落車でリズムを崩して、タイトルホルダーとなって精神的につらかったんですけど、兄に叱られたり、色々アドバイスをもらいました。トータルで言うと落車も含めて成長した1年だったと思います。今日の朝もすごく緊張していたんですけど、兄からオカンのためにも、日本一のオカンにしたろうかっと言ってくれて気合が入りました。(ゴールした瞬間は)手を挙げたんですが、どっちか分からなかったんですけど、(兄が)肩をたたいてくれて、(兄からの)言葉っていう言葉は覚えていないんですが、でも良かったって言ってくれていたと思います。(賞金王は)そう言われてもあまり実感がわかないですけど、とりあえず賞金王になれたことはマグレじゃなれないと思うんで嬉しいですね。(来年は)1番車でスタートの位置も有利だと思います。責任あるユニフォームですけど、気を引き締めて来年もタイトルを獲りたいです。このグランプリの気分を味わったら、やっぱりまた走りたいという気持ちが強いんで、まずは(来年も)グランプリに出たいという気持ちが今は強いですね。安定感を持って、グランプリユニフォームにふさわしいレースをしていきたいと思います。(表彰式のあとのウイニングランは)今まで味わったことがない感じで、気持ち良かったですね。グランプリは走ってみんと気持ちが分からへんというのは兄からも言われてたし、大きい声援は地元とかでももらっていたんですが、グランプリはまた違うなって思いました。兄弟でこうやって走れたっていうのがホンマに何か持っているんちゃうかなっていうぐらい選ばれた兄弟ちゃうんかなって思いました。また市田さんと憧れの先輩2人と走れてホンマに幸せな気分です。
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