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渡邉晴智

A 青島宗仁

渡邉晴智選手が目標選手に掲げる、静岡県に所属する競輪選手(51期・S級2班)。「目標どころか、尊敬する大先輩です。僕が、つらいとき、悩んだときにいつも相談に乗ってくれる。競輪の道を進む上で、道しるべとなった方です。とにかく、競輪だけではなくその生き方が男らしい。すべての面で影響を受けていますね。男が惚れる男です。」

B 坊主頭

トレードマークともいえる坊主頭。長髪時代を経て、現在の坊主頭にいたる。きっかけは、プライベートでも仲の良い競輪選手、村本大輔(静岡・77期)が坊主頭にしたことで、それを真似しようと思いついたとか。自分で鏡を見ながらバリカンで髪を整えることもある。

あまり音楽を好んで聴くほうではないが、好きなアーティストとしてあげたのがブルーハーツ。車の中で聞いている曲は、ブルーハーツのみ。歌詞やリズムのノリが自分にはまり、すべての曲が好きなため、マイベスト曲を選べない。「カラオケで歌おうと思っても、難しくて歌えないんです。」甲本ヒロトを目指して、何度もチャレンジしたが、挫折したそう。

ブルーハーツ
D でべそ

「実は、でべそが治ったんです(笑)。」最近、体重が増えて、普通の状態におへそが戻ったらしい。「ひどいでべそではないんですが、小さいころは、これがコンプレックスだったんです。水着をお腹の上まであげて深くはいていたほど。太ってよかったよ、ラッキー!」競輪選手の中では、かなりスリムな体格であるが、あと3キロ増えるとベスト体重なんだとか。

F 富士山

静岡の競輪選手は、精神面強化もかねて富士山登山をすることが多い。「良山会」や他の練習グループと一緒に富士山にチャレンジしているが、「富士山に登るのはきつくて、いつも助け合いなんです。僕は根性なしだからと泣き言ばかり言ってみんなに迷惑をかけてるんです。でも、みんな仲間思いで遅れても見放さず、待っていてくれる」と苦笑い。2009年は2回登頂。今年はまだ検討中だとか。

G ジオラマ

通常、競輪のレースで使用しているフレームメーカーは「ジオラマ」。師匠の村松清一(静岡・27期・引退)が作っていたフレームであり、今なお「ジオラマ」に乗り続けている。いろいろなフレームメーカーがあるが、信頼関係の上でやはりジオラマにいたるという。現在ジオラマは、静岡県富士宮市で渡邉の兄弟子でもある牧田晃喜(静岡・60期・引退)が引き継いでいる。

H ひらめ釣り

仲間たちの影響で釣りを始め、川、海など時間があれば、ふらりと釣りに出かける。目下の目標は「ひらめ」を釣ること。狙った獲物は是が非でも釣りたいらしい。「今年こそ、絶対にひらめを釣ってみせます。男は黙ってひらめ釣りです。」もしひらめを釣れたら、仲間と一緒にその場で食べる予定。

I 家

レース以外では、家族の話をすることも多く家族思いとして知られる。「家が一番くつろげるから大好きで、家族に支えられているから大切なんです」と話し、良き夫、良き父としての素顔がうかがえる。子どもたちがミニバスケットやサッカーに懸命な姿を見て、彼らが練習している時間には、朝練をしたりローラー練習をしたりしている。「僕自身が練習の大変さを知っているから、その思いを共有したいんです。」

J 自己分析~渡邉晴智とは?~

「渡邉晴智は、何も考えていなくて、かなりの変わり者」だと、自分では思っている。その真意を尋ねたら、「なんとなく、周りの人たちと違うから」だそう。マイペースで一本気なB型のため、「空気を読めない」とも奥様に言われたことがあるらしい。本人曰く「空気を読めないことは、良い意味で競輪選手として必要な素質だと思ってるんですけどねえ」。

K 競輪の魅力

「もし競輪選手でなかったら、ギャンブルとして競輪を楽しむか?」との問いに、「もちろんです」と即答。その理由は、賭けるという行為ではなく、競輪選手の人間模様、レース展開、自転車の美しさという魅力にあふれた世界だから。「本当におもしろい世界だと思うので、競輪が好きです。賭けるなら、自力型をメインにするでしょうね。渡邉晴智ではなく村本大輔や望月永悟を追いかけるかな。静岡選手に望みを託しますよ(笑)」。

L ラーメン

競輪選手は、午後の練習なども考えた上で、麺類など炭水化物をメインにした昼食をとることが多い。渡邉はラーメンとそばが好きで、自宅以外で昼食を食べるときには、たいていどちらかを選択。行きつけのお店をローテーションしているとか。

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