競輪学校の第88期は、山崎をはじめ現在の競輪界を牽引するトップスターが揃い踏み。2010年のS級S班、武田豊樹(ソルトレイクシティオリンピック スピードスケート代表)、永井清史(北京オリンピック ケイリン銅メダリスト)、成田和也(トラックレース短距離 強化指定選手)、昨年S級S班だった佐藤友和などがいる。国際的な自転車競技大会で活躍するメンバーも多い。
「競輪選手になることを影ながら応援してくれたのは、母親です。ずっと支えてくれたから、今の自分がいる。感謝しています。」プロの競輪選手になるまで、母を中心に家族や親戚が多大なるサポートをしてくれたので、その恩は少しでも返したいという。「母はブランドやショッピングに興味がないんです。唯一、カニが好きなので、カニのおいしい地域に行ったら、必ず送っているんですよ」。母の話をすることは少ないが、柔らかな表情で語ってくれた。