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山崎芳仁

A AB型

天才肌、理論派、冷静なAB型。目標をしっかりとらえて、研究を重ね結果を出す。山崎は、マイペースで超自然体に見えるが、それは自分で積み重ねてきた経験に裏打ちされたもの。ただならぬ努力家でもある。物腰穏やかでユーモアのセンスも抜群。

「2007年8月函館競輪場で開催された、ふるさとダービーでの優勝がベストレース。カマシ先行がよかったですね。」このときは、調子が良く、思ったよりも自転車が進み、伸びが良かった。この感覚は身体の記憶として残っており、昨年優勝した、第23回共同通信社杯秋本番では、このイメージに近いレースだったという。

B ベストレース
C カップラーメン

食生活は一切節制しないのがポリシー。「ストレスをためて勝てないなら、好きなものを食べて勝つほうがいい」夜食のカップラーメンは欠かせないという。合宿やレース期間中もこの習慣は変わらず、他の選手たちからも見慣れた光景。「いつも、カップラーメンを買いだめしているので目を疑ったんです。それを夕食後に食べるんですからね(笑)。」と半ば呆れ顔で語るのは、同期で仲の良い佐藤友和(岩手・88期)。

深夜、偶然見ていたアメリカのオーディション番組「アメリカン・アイドル」で知ったのが、デビッド・クック(David Cook)。彼が優勝したシーンを見て、「こいつ、すごい!かっこいい!と直感的に思ったんです。日頃、音楽に興味はないですが、彼の曲は聴いています。」

D デビッド・クック
F ファミリー

父、祖父、曽祖父の3代にわたり競輪が好きだったという。その影響もあり、競輪選手を目指した。「競輪選手になったことを一番喜んでくれたのは父です。弟まで競輪選手になったんですからね。でも、息子がS級S班になってトップのレースを走るなんて思っていなかったようですよ(笑)」。父や弟はゴルフ仲間でもある。「競輪選手とは一緒にいきません。レース以外でも勝負になるのが嫌だから(笑)」。

G 5度目の正直

実は競輪学校受験に4回失敗している。「実は学科で落ちたんです。実技はなんなくクリアしていたのに…。強くなるための実戦練習は苦にならないけれど、なぜ机にむかって勉強するのかと思っていました。今、競輪学校を受験したら、一発で合格ですよ。だって、学科無しでも受験できるようになったんでから(笑)。」

H 88期

競輪学校の第88期は、山崎をはじめ現在の競輪界を牽引するトップスターが揃い踏み。2010年のS級S班、武田豊樹(ソルトレイクシティオリンピック スピードスケート代表)、永井清史(北京オリンピック ケイリン銅メダリスト)、成田和也(トラックレース短距離 強化指定選手)、昨年S級S班だった佐藤友和などがいる。国際的な自転車競技大会で活躍するメンバーも多い。

母の存在

「競輪選手になることを影ながら応援してくれたのは、母親です。ずっと支えてくれたから、今の自分がいる。感謝しています。」プロの競輪選手になるまで、母を中心に家族や親戚が多大なるサポートをしてくれたので、その恩は少しでも返したいという。「母はブランドやショッピングに興味がないんです。唯一、カニが好きなので、カニのおいしい地域に行ったら、必ず送っているんですよ」。母の話をすることは少ないが、柔らかな表情で語ってくれた。

I いわき平競輪場

福島県いわき市にある、山崎のホームバンク。空中バンクと称されるいわき平競輪場は、駐車場が1階、バンクが2階部分にある。最新設備が整い、バンクの外側と内側の両方からレース観戦ができるため、「いわき平は、とてもレースが観やすいんですよ。」と山崎をはじめ福島県の選手からも自慢の競輪場。2010年9月には、トップ選手が集まるオールスター競輪を開催予定である。

J 自己分析~山崎芳仁とは?~

本人曰く「開き直って生きています」。ストレスをためないことを最優先としているので、気をつけていることはないと話し、すべてがスパッとしていて、中途半端は嫌いな性格である。「競輪選手として不摂生をして結果を出せないなら、それは自分の責任。それまでの男だと思います。」この潔さが山崎芳仁の魅力であるかもしれない。

いわゆる女性らしくやわらかな印象のある女性がタイプだそう。「かわいい、美人という形容ではなく、艶のある色気を感じさせる人がいいですね。人を惹きつける魅力を持っている、フェロモン系ということです(笑)。吉瀬さんがレースを応援してくれたら、未知なる力が出るかもしれません。」

K 吉瀬美智子さん
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