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朝は、目覚ましが6時に鳴ります。毎朝、6時30分に家族みんなで朝食を食べてから準備をして、自宅から20分くらい離れた練習場所に向かい、仲間たちと午前中の街道練習をします。練習時間は移動を含めて4時間くらいですね。
それから昼食を自宅でとり、その後30分くらい昼寝をして身体を休めて、午後の練習は14時頃からスタートです。日によって時間は前後しますが、17時には帰宅しますね。帰宅後は家でのんびり過ごして、子どもたちが帰宅して家族全員が揃ってから夕食という感じです。
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練習スケジュールは、基本的に三勤一休。街道練習がメインで、バンクでの練習やウエイトトレーニングは一切しません。自分にとって、練習はそれほどハードな内容とは思ってませんし、どちらかというと日課で生活の一部になっていますよ。
―― 午前中と午後の練習の内容の違いを教えてください。
はい。まず、午前中の練習は、「良山会」という練習グループのメンバーと一緒に、海岸沿いの長い堤防の上を走ります。場合によっては一人のときもあります。 練習内容はその日の状態に応じて、ただ乗るだけのこともあれば、もがきやタイヤ引きなど必要に応じてメニューを決めます。
ちなみに、練習場所は車が通らないので、犬の散歩をしている人がいたり、自転車に乗って健康づくりをしている人がいたり、のどかな所です。みんな、選手の僕たちを応援してくれるんです。いつの間にか顔見知りになって、あいさつをしたり、世間話をしたりする間柄になっています(笑)。午後の練習は、だいたい一人ですることが多くて、自宅の近くにある裏山を登ったりしながら、その後にもがきの練習をします。
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何も気にしていません。お酒は飲まないけれど、甘いものは食べます。ロールケーキが大好き!シンプルに、スポンジと生クリームという組み合わせが一番。自宅の近くにおいしいお店があるので、自分でも買いに行きます。
今まで食べた中でナンバーワンは、小倉のお土産でもらったチョコプリンロールケーキ!クリームの代わりに本当のプリンが入っていたかな。名前は忘れちゃったけど、仲間で争いになるくらいのおいしさでした。他にももっとおいしいのがあるんだろうなあ。
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「良山会」は、自分がいる地区のメンバーで、代表者が谷津倉良太郎(やつくら りょうたろう) さん。すごくまとまりのある、いい仲間たちで励みになります。いいグループですね。名前の由来は代表者の「良」と富士山の「山」から僕が付けた名前なんです。それが浸透して有名になってきました。
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そうですね。富士山に登ったり、釣りに行ったりもしますね。
良山会だけではなく、他のグループの選手たちとも行きますよ。昨年は、富士山に2回。新田っち(新田康仁選手)とも登ったよ。富士山に登るのはきつくて、いつも助け合い。僕は根性なしだから「痛い、苦しい」と泣き言ばかりですよ。静岡の衆はみんな根性がある上に優しい、僕以外(笑)。どんなに遅れても待っててくれるんです。僕、静岡でホントに良かった…。他の地域の選手だったら、見捨てられてたかもしれないですね(笑)。