基本的に朝型人間です！毎朝6時に起きることは、数年来の習慣ですね。デビュー当初、5時30分から朝練習をしていたので、そのリズムが身体に染み付いているんだと思います。起きたらまずは、録りためておいたドラマなどを見る！それから朝食を摂ります。

その後、午前と午後のトレーニングをして、午後のトレーニングが終わるとほぼ毎日（笑）、近所の温泉に行っています。19時には、家族と一緒に夕食、お酒を飲んで、23時には寝るという生活です。

二勤一休（2日練習、1日休み）というスケジュールで行っています。
午前中は9時30分頃から12時まで、岩手の若手選手4人くらいのメンバーが競技場に集まって練習します。内容は、ウォーミングアップとしてバンク30周の周回練習をしてから、短距離のスタンディング（発走機を使用してのスタート練習）を5分、先行をイメージしてバンクを上から下に駆け下ろすようなことを3本くらい行います。練習時間は少ないですが、短時間で集中していますね。レースが近づくと、本数を減らすなど調整しています。

お昼を食べてからは、昼寝します。昼寝といっても、身体のケアという位置づけが強く、2時間ほど酸素カプセルに入ります。 その後の午後練習は、リカバリー中心、つまり主に身体を休めるための位置づけですね。ゆっくりサイクリングのような感じで街道を走ります。一人のときは、コースを決めず、その日の気分で走りたい場所を走ります。のんびりと、30キロを約1時間半くらいかけて走るので、ママチャリでも併走できるくらいの早さですよ（笑）。地元岩手は車も少なく自転車で走りやすくて良いですよ。

温泉に入る理由は、身体のケアということもありますが、もう一つには、おいしくお酒を飲みたいため（笑）。風呂上りのお酒は、格別ですからね！岩手にはたくさん温泉がありますが、僕は自宅から近い、紫波にある温泉に通っています。練習をした日は、必ず行きますよ。

―― 佐藤さんの肌はつるんとしていてなめらかに見えるのも、温泉効果でしょうか？

そうかもしれませんね（笑）地元の温泉は本当に良いですよ～。

これといって節制をしていないし、好き嫌いもありませんよ。しいて言えば、お酒を飲むので夕食のときに炭水化物を摂らないことくらいかな。僕は和食党で、特に、ひじきの煮物、ほうれん草の胡麻和え、筑前煮などの家庭料理が好きですね。身体が自然と健康的なものを求めているみたいですね。子どもの頃は身体があまり強くなかったこともあって、体調が悪いときや、油ものを摂りすぎると身体が反応することもあり、野菜や和食を好んでいるのかもしれません。

中国に遠征に行ったときも、選手の中で生野菜サラダを注文したのは僕一人でした（笑）。選手はみんな肉のほうが好きですからね。もちろん僕も肉も大好きですが。

あと、水をよく飲みますね。最低2リットルは普通に飲みます。ほか練習中の水分補給や、お茶とか酒などを入れると、1日10リットル弱くらいは水分を取っているんじゃないかな。

競走のない日は、朝食と夕食は家族と一緒に自宅で、昼食は仲間と外食が多いですね。昼食も和食が好きなので定食に行きたいところですが、ラーメンや焼肉も食べますよ（笑）

その日によって飲む量は変わりますが、夕食のおかずをつまみに、ゆっくりとビール大瓶2本、焼酎をロックで飲むことが多いかな。19時からゆっくり、だらーっと飲んでますよ（笑）。

今一番のお気に入りは、梅酒。これはどこにも売っていない貴重なものなんですよ。毎年、僕は冬季移動で茨城県守谷市に行くのですが、いきつけのお寿司屋さんの自家製梅酒がおいしくて…。それを樽でわけていただいたんです。砂糖を一切使っていないから、すっきりして、くどくなくてね。これがシメにはもってこいのお酒となるわけです。これをロックで飲むの、たまらないですね（笑）。